男性が化粧品をつけ出しても気をつけたいシャンプー

デパートの男性化粧品の売り場で、近頃はふつうに男性たちの姿を見かけるようになりました。日本の男性が過度なシャンプーで薄毛を早め、次は化粧品でケアを始めて肌の老化を早めるのかと思うと、残念な気持ちにさせられます。毛穴が大きい分、男性が化粧品でケアなど始めると、あっという間に肌が老けるということを肝に銘じ、「女もすなるスキンケアといふものを男もしてみむとて……」などという気はゆめゆめ起こさないでいきたいものです。クリームくらいつけなさい、などといわれて、つけはじめた男性たちがいます。彼らの肌は、マイクロスコープで診ると、スキンケアを熱心にしてきた女性たちのように、毛穴という毛穴が真っ赤に炎症しています。毛穴の大きい男性の場合、化粧品を短期間、使用しただけでも、大きなダメージになることが、このことからもわかります。その意味でも、水でさっと汚れを落として終わりにする脱・せっけんは、私たちを健康にし、それゆえに、清潔にさえします。あまり神経質にならないほうが子どものためです。ニオイといえば、気になるのは、わきがでしょう。わきがについて説明するには、汗腺の話から始めなければなりません。汗をつくる汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺があります。エクリン腺は全身に分布していて、サラサラの汗を出し、主に体温調節をおこなっています。「汗臭さ」とはふつうこのエクリン腺からの汗をいいます。さらに、やけどに限らず、傷は消毒してはいけないこと、膿が出てきたら、ただ水で洗いながせばいいという、いまでは形成外科の常識になっていることをあの頃、やけどの治療をとおして学んだのです。
たとえば、けがをしたとき、傷口に小さな石ころなどの異物がついていると、細菌が大変な勢いで増殖し、そのまま放置していると、細菌に感染してしまいます。だからといって、傷口を消毒すると、まわりの常在菌や正常な細胞まで殺してしまうために、傷の治りが遅くなります。ですから、消毒をしてはなりません。かわりに、水で異物を洗いながすのです。すると、傷はいち早く治りますし、消毒したときよりも傷口はきれいにふさがります。私の恩師のように、月に1度しか風呂に入らないと、皮脂もほとんど出なくなるので、体臭はかえって少なくなるのです。乾燥、皮脂汚れに効果的なシャンプーを紹介しています。